作 鳥山 明 ドラゴンボール(21)
前回はサイヤ人編を紹介したので、フリーザ編の紹介をしていきたいと思います。21巻からフリーザ編に突入していきます!あまり詳しくドラゴンボールの事をわからないよって方は、サイヤ人編を読んでからのほうが楽しめると思いますのでサイヤ人編(17巻)から読むことをお勧めします!
あらすじ
サイヤ人(ナッパ・ベジータ)との戦いで多くの仲間を失ってしまい、仲間を蘇らせるためにナメック星にドラゴンボールを集めに行きます。悟空がサイヤ人との戦いで怪我をして動けなかったため、最初に向かったのは、ブルマ・悟飯・クリリンの三人でした。
フリーザがドラゴンボールを集めている事を知り、ベジータは怪我が治ってすぐにナメック星に向かいクリリン達が着いたとほぼ同時にナメック星に到着します。
この事を地球のみんなに知らせるためにブルマが地球に向かおうとするところに、フリーザの仲間が現れ宇宙船を破壊されてしまうのだった…地球に帰れなくなってしまい、ひとまず隠れることに…
フリーザ一味
左からドドリア・フリーザ・ザーボンとなっています。
- ドドリア・・・逃げた悟飯とクリリンを追っているときにベジータに不意打ちをされ戦いに発展する。以前より強くなったベジータにおそれている。スカウター(敵の戦闘力を計る機械)の故障だと言って攻撃をするが、手も足も出ず、あっという間に倒されてしまう。この戦いのときに初めて、惑星ベジータがフリーザによって消滅させられたことを教えられる。
- フリーザ・・・宇宙の帝王と恐れられる宇宙人。ザーボンと同じく変身型の宇宙人。悟空よりも強かったが、クリリンの死をきっかけにスーパーサイヤ人に変身した悟空のまえに敗れる。
- ザーボン・・・ベジータと戦い最初は手も足も出なかったザーボンだが、ベジータが強くなったことにより長年眠らせていた真の力を目覚めさせてしまう…ザーボンは変身型の宇宙人で変身したことにより力の差は一変しベジータを圧倒し勝利する。二回目の戦いで死の淵から立ち直ることによりパワーアップしたベジータにあっけなくやられてしまう。
※サイヤ人は死の淵から立ち直るたびにパワーアップすることが出来る。そのため悟空も激しい戦いのたびに強さを増していったことに気づかされる。
ギニュー特戦隊
左上 リクーム 左下 グルド 真ん中 ギニュー 右から二番目 ジース 右 バータ
- リクーム・・・外見は地球人と同じ人間型でパイナップルのような髪形をしている。
- グルド・・・醜悪で残忍な性格をしている。戦闘力自体は低いが、特殊能力「金縛りの術」を使うことができる
- ギニュー・・・特戦隊の隊長で特殊能力「ボディーチェンジ」を有しており、体を入れ替えることが出来る。作中の姿はチェンジ後の姿となっている。
- ジース・・・エリート意識が強く、スカウターの数値に頼るあまり悟空の実力を見抜くことが出来なかった。
- バータ・・・戦闘力はリクームやジースと同程度。宇宙一速いと自負しており、仲間からもスピードを認められているが悟空にはパワーもスピードも敵わなかった。
フリーザとの対決
ドラゴンボールで不老不死の願いを叶えられなくなったことによりフリーザは本性を現し、激昂する。
フリーザが変身出来ることを知っているベジータは、戦ってすぐに変身するように言いだしフリーザは変身する。変身したフリーザはベジータの想像をはるかに超えていて諦めかけていたその時、ドラゴンボールにより復活したピッコロが登場した。
互角の戦いを繰り広げているとフリーザはさらなる変身をする。より強くなったフリーザに対しピッコロは手も足も出ないでいた…するとフリーザは特別に最後の変身を見せてあげましょうと言って、変身します。
その姿がこちらです。テレビやCMなどで見かける姿ですね!!
その後ベジータはフルパワーで攻撃するが足蹴りで跳ね返されてしまい、ベジータはこの時生まれて初めて恐怖を実感します。フリーザに一方的にやられているが、悟飯たちはあまりに次元が違いすぎ身動きが取れないでいた。
するとそこに傷が全快した悟空が登場します。そしてフリーザとの戦いに発展していき、最初は互角のいい戦いをしていたが、戦っていくにつれ隠しておいた実力がだんだんと明らかになっていきます。悟空もその気で戦うと言っておきながら本気をだしておらず、それはフリーザも同じでした。
実力の50%出せば勝てるといったフリーザに対しはったりであることに賭け、悟空は界王拳を20倍まで上げて戦いますが攻撃はほとんど効いておらず、はったりではなくほんとに半分の力しか使っていないことが判明します。
無理をして20倍の界王拳を使ったことによりほとんどパワーを使い果たしてしまった悟空は最後に元気玉を使います。時間がかかってしまうのが弱点だが、ピッコロやクリリン、悟飯の協力もありなんとか完成しフリーザに当てることに成功し倒したと思っていたその時…
なんとフリーザは生きていました。
そしてクリリンが殺されたその時…
悟空はクリリンを殺されたことに怒り悟空の中で何かがはじけます。そして…
穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士スーパーサイヤ人孫悟空の誕生です!!
スーパーサイヤ人となった悟空は、フリーザのフルパワーの戦闘力をも超えてました。フルパワーの反動で気がどんどん減ってきているフリーザに対し怯え始めているお前を倒しても意味はないと言ってもう悪さをしないように言い倒さずに帰ろうとします。しかし、フリーザは悟空に攻撃を仕掛け戦いを挑み最後は自分の技で体が真っ二つに…
命乞いをするフリーザに悟空は少し自分の気を分ける。それを利用し最後の攻撃をするが、通用するわけもなく悟空に倒される。
あのセリフはフリーザ編で…
ドラゴンボールを知らない人でも耳にしたことがあるという人は意外にも多いんではないでしょうか?お笑い芸人のネタでもありますよね。聞いたことがあるけどどこでどんな時に言ったセリフなのかわからないという人も多いと思いますがフリーザ編にて登場したセリフです。
フリーザが悟空に「いいだろう!今度はこっぱみじんにしてやる!あの地球人のように!」といったことに対して悟空が怒り「クリリンのことかー!」と叫んでいます。
感想・まとめ
ドドリアやザーボン、ギニュー特戦隊など多くの新しい個性のあるキャラクターが登場し、強い相手と戦うシーンがたくさん登場します。わくわく、ドキドキするような展開に目が離せません。フリーザ編にて初めてスーパーサイヤ人が登場し、あの強さには驚かされました。見ごたえのあるシーンも数々ありとても面白いと思いました。
気になった方はこちらからどうぞ ドラゴンボール(21)